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ポケうまコラム
2005年札幌記念
2022-07-25

毎週月曜日はレジェンドレース回顧録!
伝説的なレースを紹介するこのコンテンツ。
【2005年札幌記念】を紹介します。

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レースに彩りを添えるのがファンファーレだ。
重賞やG1競走になると生ファンファーレが演奏されることもよくある。

とくに、NHKマイルカップの交響楽団通称【N卿】の生演奏はクオリティが高く、多くの人が耳を傾ける。
しかし、その反面、気温や演奏力の関係で思わず耳を塞ぎたくなるような”迷”ファンファーレも過去にはあった。

迷ファンファーレが流れたのが2005年の札幌記念だ。
札幌記念はG2レースながらもG1馬が多数揃うのでスーパーG2ともいわれている。
それだけに多くの人が注目するのだが、その時流れたのが「プペペポピー」。

あまりにもチープな演奏に多くの人は笑ってしまったのだが、プペペポピーとともに覚醒した馬がいる。

牝馬のヘヴンリーロマンスだ。

ヘヴンリーロマンスの新馬戦は5着だった。
この新馬戦の勝ち馬はのちに史上2頭目の牝馬三冠を成し遂げるスティルインラヴだ。
スティルインラヴがクラシック路線で頭角を表すのを尻目に、ヘヴンリーロマンスは条件戦で勝ち負けを繰り広げる。

しかしながら、順当に賞金を加算しオープン入りを果たしたヘヴンリーロマンスは阪神牝馬ステークスを制し、そしてこの札幌記念に挑んだ。

プペペポピーとともにスタートした札幌記念では、ヘヴンリーロマンスは後ろから競馬を行う。
札幌はコーナーが小さくて直線距離も短いので、差しや追い込みは苦しくなる。
しかし、ヘヴンリーロマンスは違った。
最後の直線でともに追い込んで来たファストタテヤマをわずかに下して勝利したのだ。

プペペポピーで覚醒したヘヴンリーロマンスは続く天皇賞(秋)において、14番人気ながらも中団から差し切って勝利を手にした。
この天皇賞(秋)はG1馬が9頭にくわえてこの年の有馬記念でディープインパクトに先着するハーツクライなども参戦した中で勝ち星を手にしたのだ。

また、奇しくも天皇陛下が拝見する天覧競馬ということもあり、騎乗した松永騎手は騎乗したまま天皇陛下に向かって最敬礼を行う姿は競馬史に残っている。

引退後は繁殖入りを果たしたヘヴンリーロマンスは、オーヴェルニュやラニといったダートホースを多数輩出。

繁殖牝馬としてもすばらしい成績を残しているのだ。

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