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ポケうまコラム
1993年 ウイニングチケットの東京優駿
2022-05-30

毎週月曜日はレジェンドレース回顧録!
伝説的なレースを紹介するこのコンテンツ。
【1993年 ウイニングチケットの東京優駿】を紹介します。

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ユーザー高評価サイト 1993年の日本ダービー。

同期3頭が世代最強馬を決める舞台で、しのぎを削った一戦。多くの観客が沸いた。
同期の一頭はナリタタイシン。クラシック一冠目となる皐月賞を手にした馬だ。
もう一頭はビワハヤヒデ。のちに菊花賞を制する馬で半弟に三冠馬のナリタブライアンがいる。
そして、もう一頭の馬がウイニングチケットである――。

この3頭はデビューまえから活躍をし、クラシックの年になるとマスコミが3頭をBNW(それぞれのイニシャルを集めた略称)あだ名で宣伝し、またたくまに競馬界に浸透した。
事実、それぞれの馬がクラシックタイトルを手にしている。ナリタタイシンは皐月賞、ビワハヤヒデは菊花賞――。

そして、ダービータイトルを手にしたのがウイニングチケットだった。
前走の弥生賞を勝利し、ダービーの切符を手にしたウイニングチケットは皐月賞馬ナリタタイシン、そしてライバルビワハヤヒデ相手に勝ち切らなくてはならなかった。 騎乗するのは44歳のベテランジョッキー柴田政人。

それまでダービーに18回騎乗するも勝ち星を手にすることができなかった柴田騎手は必至に、勝ち筋を見出した。

スタート直後、後方でじっくりと待機したウイニングチケットと柴田騎手は、ライバルのビワハヤヒデ、そしてナリタタイシンなどは馬場の良い外側から仕掛けたが、ウイニングチケットと柴田元騎手は内にこだわった。

そして、内から進出を開始し先頭に立つと、追い込み馬のナリタタイシンの追撃も振り切って見事勝利を手にしたのだ。

アイネスフウジンのレコードタイムに次ぐ2番手のゴールインに、観客からはマサトコールが沸いた。

19回目の挑戦で柴田政人は念願のダービージョッキーに輝いたのだ。 ダービー馬の称号を獲得したウイニングチケットだが、その後台頭するビワハヤヒデと比較すると、ダービー馬らしからぬ影が潜む思いとなる。

当時菊花賞の前哨戦の位置づけだった京都新聞杯を最後に勝利を手にすることなく、クラシック翌年の天皇賞(秋)を最後に屈腱炎で引退した。

同時に年齢のためにダービー騎手となった柴田政人騎手も引退している。

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