競馬は多くのエンターテイメントにもなっていますが、競馬を題材にした漫画も数多く存在します。
ここでは、どのような競馬漫画が存在するのか紹介します。
風のシルフィード
最初に紹介するのは風のシルフィードです。
1980年代後半から90年代前半まで連載されていた同作品は、後述するみどりのマキバオーと並んで競馬漫画の金字塔ともいえるほど有名な作品です。
主人公とシルフィードが人馬一体となってレースに挑み、競馬を通して成長する物語となっています。
熱血スポ魂のようなシーンも多々ありますが、競馬に対する繊細な情報なども掲載されていて読みごたえがあります。
また、20年以上まえの作品なので、例えば、天皇賞(春）のステップレースが中山記念など、現在の競馬との違いも垣間見られます。
今回は掲載しませんでしたが、「蒼き神話マルス」はシルフィードの続編です。
ダービージョッキー
ダービージョッキーは現役騎手の武豊騎手が原案を書いたことで知名度の高い漫画です。
原作も22巻まで発刊されていて、5年に渡る長期連載をされていました。
ダービージョッキーは一言でいうなら騎手(主人公)の成長物語です。
競馬学校に所属する主人公は、競走馬のことが好きな青年でしたが、騎手試験で騎乗していた馬が安楽処分され、騎手の道を諦めようとしましたが、周りの人の助言で騎手を志します。
デビュー後は、ライバル騎手と競り合いながらも自分の信念を貫いて競馬界で活躍する物語となっています。
主人公が馬を愛する一方、あるライバルは競走馬を経済動物として割り切って騎乗している点が見所です。
主人公とライバルを通して、武豊騎手が競走馬をどのように捉えているのか考えさせられる漫画となっています。
みどりのマキバオー
みどりのマキバオーはアニメ化もされ、競馬にくわしくない人でも名前は知っている漫画でしょう。
根本的にはギャグマンガで、下品なシーンも多々見られますが、レースになると一変。
主人公のマキバオーは短足、小柄でありながらもライバルのカスケードやアマゴワクチンらと切磋琢磨するシーンもある熱血スポーツ漫画でもあります。
登場する競走馬が人間と意思疎通できるのもポイントで、レースにおける心理描写もみごとです。
ちなみに「たいようのマキバオー」はみどりのマキバオーの続編です。たいようのマキバオーは地方競馬にも触れられています。
ウマ娘 シンデレラグレイ
スマホゲームでも大人気のウマ娘を題材にした漫画で、現在もヤングジャンプにて連載されています。
主人公はオグリキャップで、地方のカサマツトレセンから中央競馬で活躍する話となっています。
ウマ娘がスマホアプリ化されることで爆発的に人気となり、ヤングジャンプの人気漫画に上り詰めました。
ほのぼのとした日常シーンと、鬼気迫るレースシーンのギャップが見所の作品で、オグリキャップ以外にもタマモクロスやシンボリルドルフも登場しています。
ウイナーズサークルへようこそ
最後に紹介するウイナーズサークルへようこそは、LIAR GAMEやONE OUTSの著者である甲斐谷忍さんの漫画です。
これまで紹介した競馬漫画とは違い、「競馬予想をするファン」が主人公という異色作でもあります。
どのようにして馬券を購入するのか、馬券で勝つ為の攻略法など、競馬ファンならだれしも経験したくなるようなエピソードが盛りだくさんです。
競馬に興味あるけれど馬券は購入したことがないという方にもおすすめしたい作品です。
まとめ
競馬漫画はひとくくりにできないほど数多くの漫画が出回っています。
ここで紹介した競馬漫画はそれぞれ個性際立つものばかりです。
興味のある漫画を手に取ってもらって、競馬の魅力にはまってください！
