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ポケうまコラム
2018年の弥生賞
2022-02-21

毎週月曜日はレジェンドレース回顧録!
伝説的なレースを紹介するこのコンテンツ。
【2018年の弥生賞】を紹介します。

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馬主や調教師、騎手の主な収入はレースの賞金だ。
勝てば勝つほど多額の資金を得ることができるのだが、賞金とは別に、出走するだけでもらえる出走奨励金という手当も存在する。

今回はこの出走奨励金にまつわるエピソードを紹介しよう。

2018年の弥生賞。
古くから皐月賞の伝統レースとして注目されるレースだ。
この年はのちにダービー馬となるワグネリアン、そして2歳王者のダノンプレミアムが出走したが、別の意味で注目を集めた馬もいた。

ヘヴィータンクだ。

これまでの戦績はなんとゼロ。デビュー戦が弥生賞だったのだ。
もともと調教映えしなかったこともあり、スタート直後から最後方で食らいつくのがやっとという競馬だったヘヴィータンクは、勝ったダノンプレミアムどころか、ブービーでゴールしたアサクサスポットからも20秒以上離れてゴールした。

なぜ太刀打ちできないレースに出走したのか。
そのこたえが冒頭でも触れた出走奨励金だ。
重賞レースでは、6着から10着までに入選したすべての馬に出走奨励金が当たる。
この年の弥生賞は10頭立てだったから、必然的に出走馬すべてに奨励金が当たることとなった。

それだけではない。
本来、勝ち馬から一定の時間以上過ぎてゴールした馬はタイムオーバーが適応されるのだが、重賞レースではタイムオーバーが適応されなかったために、ヘヴィータンクはコースを回っただけで150万相当の出走奨励金を受け取ることができたのだ。

あまりにもおいしい高配当だったが、その後、法改正が施され、「未勝利馬は重賞においてタイムオーバーが適応される」ようになり、ヘヴィータンクの例は今後は発生しなくなった。

なお、ヘヴィータンクはこの一戦を最後に引退した。
ある意味競馬界をにぎわせたヘヴィータンクは現在、滋賀県で乗馬として活躍している。

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