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ポケうまコラム
1996年のバイオレットステークス
2022-01-31

毎週月曜日はレジェンドレース回顧録!
伝説的なレースを紹介するこのコンテンツ。
【1996年のバイオレットステークス】を紹介します。

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競馬は天候に左右される競技だが、中には中継が大困難だったレースもある。
それが、京都競馬場で開催された1996年のバイオレットステークスだ。

この日の京都は降雪で、雪こそ落ち着いたものの、気温が著しく低下したこともあり、霧の中で開催された。
この年からダートの1400mで開催されたバイオレットステークスのスタート地点は向こう正面からだった。ところが、向こう正面は霧で覆われ、全く見えないのだ。

霧のために競馬場のカメラで映し出されるのは真っ白な画面だ。
ターフビジョンのカメラも、テレビ中継でも真っ白の映像しか映し出されなかった。

ある意味放送事故といえるこのレースだったが、競馬は天候に左右されるため致し方ないところもある。
しかしながら、このレースの実況を務められた小崎愃アナウンサーは実況で「何も見えません。」とつぶやきながらも、スタートからの走破タイムのみで憶測で競馬実況を行った。

最後の直前でかろうじて前を走る馬が視界に移り、実況を継続させた小崎アナウンサーの力量には感服である。
また、レース終了後に霧が晴れたのも皮肉な話で、神様のいたずらにしか思えないレースだった。

現在では、何も見えないレースの代名詞的存在になったが、同時に小崎アナの力量が冠際立ったある意味歴史に残るレースとなった。

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