競馬に触れる上で欠かせないのが「厩舎」の存在でしょう。
競馬予想のひとつに、所属する厩舎がどの厩舎かで予想を行う人もいるほどで、競走馬にとってどの厩舎に入るかで、大舞台で活躍できるかどうか決まるほどです。
しかしながら、どうしても厩舎の存在を軽視して予想する方も多いです。
ここでは、厩舎について、紹介していきます。
競走馬が所属する組織です。
そして、厩舎には調教師という馬を育成する人がいます。
野球でいうならチームに所属し、所属先のコーチの指導で強い選手になるのと同じです。
強い厩舎に所属すれば、その分結果を残せますし、大舞台で結果を残す馬が幾多もいると、その厩舎の育成が非常に優れていると判断できます。
競馬界には様々な厩舎があります。 代表的な厩舎を紹介します。
ディープインパクトやオルフェーヴルといった三冠馬を育成した歴史に名前を残せるレベルの厩舎です。
芝で結果を残す馬を多数輩出していて、芝のレースであれば自信をもって予想できますね。
関東の名門ともいわれる堀厩舎は、名マイラーのモーリスや、二冠馬ドゥラメンテを輩出した厩舎で、2010年代に活躍した馬を育成されました。
美浦のベテラントレーナーのひとりです。
過去にはタイキシャトルやシンボリクリスエス、近年ではレイデオロやグランアレグリアを輩出しています。
故障させないトレーニングに定評があり、馬なり調教ながらも独自の育成方法で数多くのG1レースを勝ちきっています。
有名な厩舎だけではなく、現在、勢いのある厩舎も紹介していきます。
ロードカナロアの初年度産駒であるアーモンドアイを輩出した美浦の名トレーナーです。
アパパネやダノンプラチナも国枝栄厩舎の馬で、若くして活躍する馬を育成されています。
栗東の破天荒調教師と言ったらこの方でしょう。
調教師試験で苦労しながらも、管理する馬は多数のG1を制しています。
代表的な産駒は大器晩成したリスグラシュー、そして、無敗の三冠馬となったコントレイルです。
近年は有名な馬を輩出していませんが、条件戦や特別戦ではまだまだ結果を残す馬を輩出しています。
古馬になってから結果を残す馬がいるのも特徴です。
ストレイトガールやトーセンラーはまさに典型といえるでしょう。
競馬界には様々な厩舎が存在しますが、騎手と同じく、強い馬を育成できる調教師はそれだけ素質のある馬を管理できます。
厩舎を見ることで、ポテンシャルを秘めた馬を見つけ出すこともできます。
厩舎予想は意外と参考になりますよ。