有馬記念を迎え、ホープフルステークスが終わると、競馬もひと段落つく……。
そう感じるかたもいるのではないでしょうか?
一般のスポーツであれば、間隔が空くこともありますが、競馬は1月も初週から開催されます。
しかし、G1レースがないので、どのようなレースが開催されるのかいまいち知らないという方もいるでしょう。
ここでは、1月に行われる注目すべきレースを紹介します。
金杯は、毎年1月5日に開催される、新年最初の重賞です。
日付が固定されており、例え平日でも金杯は開催されます。
東西金杯と呼ばれるレースで、例年は東の中山と西の京都で行われますが、2022年は京都競馬場が改修工事のため、京都の代わりに中京で開催されます。
G3レースながらも賞金はすべてのG3レースでもっとも高く設定されています。また、ハンデ戦なので、格下の馬も、実力のある馬も集まり、波乱の展開になることもしばしばあります。
新年早々、馬券を当てて気持ち良くスタートを決めたい人は必ずと言っていいほど金杯の馬券を購入されます。
芝で開催される古馬の中距離レースです。
G1レースの前哨戦ではありませんが、春のG1に向けて、実績を積みたい馬が集まります。過去にはゴールドシップも参戦したことがありますよ。
日経新春杯はルーラーシップやミッキーロケット、グローリーヴェイズといったのちのG1馬が勝利をおさめたことがあります。
AJCCはマツリダゴッホやシャケトラ、ブラストワンピースなどが勝ち星を手にしています。
こちらはダートの重賞レースです。
東海ステークスは1800m、根岸ステークスは1400mで開催されます。この2つのレースは距離の幅があるので、距離適性問わず、多くのダートホースが参戦できます。
また、勝った馬には2月に開催されるフェブラリーステークスの優先出走権が得られます。年度最初のG1タイトルを狙うべく、有力ダート馬が集まります。
怒涛のG1レースが年末で終わり、一息ついたと思いがちですが、すぐに翌年のG1に向けてのレースが開催されるのが競馬の面白いところで、飽きることがありません。
1月の注目レースを紹介しました。G1レースとはまた違った魅力のあるレースばかりなので、ぜひ当てて、来年の春に向けて軍資金を稼ぎたいですね!