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ポケうまコラム
2017年の東京大賞典
2021-12-27

毎週月曜日はレジェンドレース回顧録!
伝説的なレースを紹介するこのコンテンツ。
【2017年の東京大賞典】を紹介します。

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一年の締めくくりのレースと言えばなんだろう。

多くの人は有馬記念と応えるだろう。
もしくは、G1昇格したホープフルステークスを挙げる人もいるかもしれない。

しかし、人によってはダートの総決算ともいえる東京大賞典と応える人も少なくないはずだ。
東京大賞典も数多くの名勝負が繰り広げられていた。そして、2017年の東京大賞典でも一頭の馬が有終の美を飾った。

勝ち馬はコパノリッキー。

コパノリッキーの印象的なエピソードはやはり2014年のフェブラリーステークスではないだろうか。
抽選で出走可能となり、オープンでくすぶっていた馬が最低人気の評価を覆す先行競馬で単勝2万7千円越えの波乱の立会者となったのだ。

しかも、これがフロックではなかったのはその後、獲得したG1タイトルの数を見たら一目瞭然だ。
年齢を重ねても相変わらずG1タイトルを手中に収めていたコパノリッキーだったが、父のゴールドアリュールが2017年の2月に死亡した。そのため、ポストゴールドアリュールを確保が急務となる。
コパノリッキーも種牡馬としての期待が急速に膨みつつあった。そして、東京大賞典がラストランと発表された。

有力馬が多数揃う中、コパノリッキーがとった戦法はいつものような逃げだ。コパノリッキーのもっともシンプルかつ強い競馬。スロー競馬で後続を引き離す。いや、コパノリッキーにとってはいつもの競馬を行ったまでだろう。
1000m通過タイムは1.01秒3のスローペースだ。ここまで来たらあとは逃げるのみ。

直線に入る。若駒のケイティブレイブの追撃を退け、同期のサウンドトゥルーの強襲もかわしてあっさり勝利した。2着のサウンドトゥルーとの差は3馬身。
あまりにも強く、あっさりと勝ちきった姿に、多くのファンは引退を名残惜しく思ったものだ。

歴代獲得G1数は史上最多の11勝。一つ年上のホッコータルマエがG1タイトルを10勝。そして、名牝アーモンドアイのG1タイトル数が9勝であることから、いかに優れているのか分かるだろう。
引退後はブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬入りした。初年度の種付け数は200頭弱と、ポストゴールドアリュールとしての期待も高い。
そして、産駒は2021年に中央・地方問わずダートデビューを果たしている。
コパノリッキーが歩んだ道のりを、その仔たちも駆け抜けていくだろう。

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