毎週日曜日は活躍する女性騎手たち!
最近、競馬の世界でも女性騎手の活躍が目立ってきています。
そこで女性騎手の一人、竹ケ原茉耶さんを紹介します。
1982年1月生まれ、青森県出身。
家族が馬主登録をしていたこともあり、幼いころから騎手や調教師と会う機会も多かったという竹ケ原さん。家族で所有していた馬が出走しているレースのビデオを見ているうちに、自分も騎手になりたいと思ったそう。
ちなみに竹ケ原さんはばんえい競馬の騎手ですが、ばんえい競馬を選んだ理由は平地と違ってスピードが遅いから危なくない方を選んだというちょっぴり可愛らしい一面も笑 当初は中学卒業後すぐに競馬の道に進むつもりでしたが、高校だけは卒業してほしいという両親の想いから高校卒業後に家族に応援される形で騎手を目指すこととなりました。
通算2709戦185勝、昨年は136戦6勝。
初騎乗は2005年ソレイケゴーゴーに騎乗して達成、同年1月21日に大和ハンターに騎乗したレースで初勝利を挙げました。また2010年6月、スナイパーに騎乗して通算100勝を達成。
休日は外に出るとお金がかかるからという理由でインドア派だという竹ケ原さん。
普段はなかなか時間を掛けられない料理やお菓子作りを楽しんでいるといるそうです。
料理はお兄ちゃんに教わり大体の物は作ることができるという腕前。
男性のイメージが強い競馬界ですが、プライベートではやっぱり女性ですね。
馬だけでなく犬も好きで、現在も飼っているそうです。
自分以上に良い服を犬には買ってあげているという動物好きな一面も。
ばんえい競馬で活躍している竹ケ原さんですが、本人にとってもデビューレースはとても印象に残っているものかと思いきや、スタートからゴールまで全く記憶にないそう。
初騎乗はソレイケゴーゴーに騎乗した2005年。
レース前は周囲の騎手から緊張してる?笑といじられていたそうですが、そこからは全く記憶がなく、覚えているのはレース後部屋に戻ってからのことだそう。
もともと男勝りな性格で、メンタル面の強さには自信があったそうですが、そんな竹ケ原さんでもレース中の記憶がないところからも、デビュー戦にかける想い、緊張感が伝わってきますね。
たとえ1着・2着になれなくてもレースではその馬のポテンシャルを最大限発揮したいと語る竹ケ原さん。
馬を想う気持ち、優しさが活躍の秘訣かもしれませんね。