毎週日曜日は活躍する女性騎手たち！
最近、競馬の世界でも女性騎手の活躍が目立ってきています。
そこで女性騎手の一人、皆川麻由美さんをご紹介します。
＜プロフィール＞
1982年東京都出身の38歳。
2004年に地方競馬騎手免許を取得すると同年10月に騎手デビュー。
騎手2年目の2005年にコアレスダイナに騎乗して初勝利を挙げると、翌2006年には青監賞でマイネルダンドーグに騎乗して、これが重賞初騎乗となりました。
2006年～2008年のレディースジョッキーシリーズにて3年連続して3位入賞を飾るなど実力も光ります。
通算成績は1102戦26勝。
2012年に騎手引退と同時に結婚を発表し、現在は家業を継いでいます。
＜普段はどんな人＞
自他ともに認める明るさと、ユーモアが持ち味の皆川騎手。初勝利時やイベント、メディアに出演した際はその明るさを存分に発揮してきました。
2007年に行われた水沢での報告会の際には、記念品のカードをファンに手渡ししていましたが、テンションが上がり、身を乗り出しすぎて積もっていた雪に飛び込んでしまうというハプニングを巻き起こすなど、ちょっぴりお茶目で面白いところが人気を集めています。
騎手引退時のコメントでは「日本一美人の騎手が引退して皆さん寂しいと思います」というコメントを残し、最後の最後までファンを楽しませてくれた騎手でした。
＜印象に残ったレース＞
本当に面白い騎手なので、どうしてもユーモアセンスに注目が集まってしまう皆川騎手ですが、騎乗技術や勝負根性も人一倍強い騎手です。
2011年11月のレディースジョッキーシリーズに出場の際は、怪我の為この年の始動が遅れ、初騎乗がなんと10月。翌11月に2011年初勝利を挙げた勢いそのままにレディースジョッキーシリーズへ出場を決めました。
戦線復帰したばかりでやや不安はあるものの、絶対に勝ちたいと臨んだレディースジョッキーシリーズ。
惜しくも優勝することはできませんでしたが、第3戦のアテナ賞ではオーマイミーに騎乗、後方から追い込みをかけると、先頭のダイワジョリー騎乗の横澤騎手に迫りかけ2着入賞を果たすなど存在感を見せてくれました。
