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ポケうまコラム
増沢由貴子
2021-08-22

毎週日曜日は活躍する女性騎手たち!

最近、競馬の世界でも女性騎手の活躍が目立ってきています。
そこで女性騎手の一人、増沢由貴子さんをご紹介します。

<プロフィール>

1978年2月東京都生まれの43歳。 1996年に細江純子騎手らとともにJRA初の女性騎手としてデビューしました。競馬学校の同期には現在も騎手で活躍している福永祐一騎手や和田竜二騎手がおり、「競馬学校花の12期生」と呼ばれた世代の一人です。競馬学校卒業時にはもっとも優秀な卒業生に与えられるアイルランド特別賞を受賞しており、女性らしく馬へのあたりが柔らかいと騎乗技術は高く評価されていました。
初騎乗は1996年3月、中山競馬第1競走にてダイワアサヒに騎乗し4着、同年3月に同じく中山競馬第5競走でアラビアンナイトに騎乗して初勝利を挙げました。また同年9月には時事通信杯クイーンステークスでナスケンエースに騎乗し、重賞騎乗経験もあります。
デビュー1年目は年間9勝を挙げ民放競馬記者クラブ賞特別賞を受賞、翌年も年間11勝を挙げJRAのCMにも起用されるなど、期待度は高かったものの、1998年に落馬事故に巻き込まれた影響で長期離脱、2000年に復帰するものの騎乗数は減少し、その後は厩舎所属馬を中心に騎乗するなど、どちらかというと調教助手的な役割を担いました。
2013年に騎手引退を発表、JRA通算勝利数34勝は2018年に藤田奈々子騎手が塗り替えるまで女性騎手としてのJRA通算最多勝記録でした。

<普段はどんな人>

女性騎手第一号としてデビューした増沢由貴子騎手ですが、プライベートでは2006年に増沢厩舎の調教助手と結婚されています。
競馬学校時代からその騎乗技術は高く評価されていましたが、やはり増沢騎手の人気の理由は可愛らしいルックス。
当時競馬場には「追っかけ」も登場していたそうで、その人気の高さが伺えますね。

<印象に残るレース>

JRA通算34勝を挙げ、重賞でも女性騎手最高着順を残すなど活躍した増沢騎手ですが、印象に残るレースはやはり初勝利を挙げた1996年中山競馬でのアラビアンナイトに騎乗したレースでしょうか。
男性騎手が力強さで馬を操るのとは対照的に、女性らしく繊細かつ柔らかな当たりが持ち味の増沢騎手ですが、今回のレースでもその特徴が存分に発揮されました。
好スタートを決めた後は、馬に安心感を与えるように自発的に走ることを促すと、そのまま鮮やかに逃げ切り勝ち。見事初勝利を挙げました。
騎乗技術だけでなく、そのアイドル的ルックスから男性ファンも虜にしていた増沢騎手、まさに現在の女性騎手の礎を築いた騎手ですね。

実際のレースはこちら

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