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ポケうまコラム
高橋優子
2021-08-15

毎週日曜日は活躍する女性騎手たち!

最近、競馬の世界でも女性騎手の活躍が目立ってきています。
そこで女性騎手の一人であった、高橋優子さんをご紹介します。

<プロフィール>

1950年生まれ、水沢競馬場に所属していた騎手。
ちなみに日本初の平地騎乗経験のある女性騎手でもあります。
父は騎手兼調教師でもある高橋武、母は女性第一号騎手の高橋クニとまさに競馬一家に生まれた彼女は新潟競馬場の河内調教師のもとで修業を重ね、1968年に騎手免許を取得、翌1969年に岩手で念願の騎手デビューを果たしました。
デビュー直後から勝利を重ね、1年目には19勝、2年目には農林大臣賞典で重賞初制覇という快挙を達成しました。
さらにこの年は年間を通して57勝を挙げ、19歳10か月という若さでリーディング5位という成績を残しています。
この記録は2016年に高知競馬所属の別府真衣騎手が18歳7か月で記録を更新するまで36年間破られることのなかった、女性騎手としての通算50勝史上最年少記録とまさに現在の女性騎手のパイオニア的存在の騎手です。

<どんな人だった?>

プライベートではデビュー5年目、1973年に通算200勝を達成した後、同じく騎手である葛西勝幸騎手と結婚しています。
しかし騎手としても、一人の女性としてもこれからという最中、翌1974年に水沢競馬場で1勝を挙げた後、急性心不全でこの世を去りました。前述の通り父・高橋武さん、母・高橋クニさんは高橋優子騎手が現役時代も同じく現役の騎手として騎乗しており、父・母・娘が同時に現役の騎手として競っていたという点も非常に珍しく、後にも先にもこのような事例はなかなか出てこないのではないでしょうか。

<印象に残るレース>

今では伝説的な存在となっている高橋優子騎手ですが、印象的なレースと言えば記念すべき初騎乗のレースでしょうか。
彼女騎手としてデビューしたのは1969年4月に行われた水沢競馬第6レース。
騎乗したのは調教師でもある父・高橋武さんが管理していたキタノヒメでした。親子と馬が一体になり臨んだレースでしたが結果は5頭立てのシンガリ負け。
デビュー戦は悔しい結果に終わりましたが、同年6月に初勝利を挙げると男性騎手顔負けの力強い手綱捌きと女性ならではのしなやかなフォームで次々と勝ち星を重ねていきました。まさに伝説の始まりのレースとして語り継がれています。

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