毎週日曜日は活躍する女性騎手たち！
最近、競馬の世界でも女性騎手の活躍が目立ってきています。
そこで女性騎手の一人、深澤杏花騎手ご紹介します。
＜プロフィール＞
2001年12月17日生まれ、兵庫県出身。
笠松競馬場、田口輝彦厩舎所に所属しています。
騎手デビューは2020年4月。デビューから36戦目の笠松競馬第6レース、1番人気・プラピルーンに騎乗してうれしい初勝利。
笠松競馬生え抜きの女性騎手としては実に20年ぶりとなる快挙でした。
小学生のころにたまたま近所で配っていたチケットで体験乗馬をしたことがきっかけで騎手を目指したという深澤騎手。まだまだ2年目、これからの活躍に期待のかかる騎手です。
〈普段はどんな人？〉
先輩騎手からも真面目そうな印象を持たれている深澤騎手。その言葉通り、彼氏や私生活の情報などはあまりヒットしませんでした。
まだまだデビュー2年目で若手の彼女、今は競馬にしっかりと向き合っているといったところでしょうか。
彼女自身は少し気の弱い性格だそうで、気が強く、前に出たがる性格の方が多い競馬界では、始めは少し戸惑うこともあったとのこと。
ポジション取りや狭まった進路など、レース中は強く出なくてはいけない場面でも、当初はなかなか前に出ることができず、引いてしまうことも多かったそうですが、デビュー2年目を迎えた今年は、少しずつ強く出られるようになったと語っています。
まだメディアへの露出する機会も少ない彼女ですが、ファンレターを貰う機会もあるそうで、中には勝利した馬の名前や勝ち方を書いてくれるコアなファンも。
これからどんどん勝ち星を重ね、たくさん彼女の姿を見られるようになって欲しいですね。
＜過去のレース＞
深澤騎手のレースで印象に残るレースといえば、やはり記念すべき初勝利を挙げたデビュー36戦目、1番人気・プラピルーンに騎乗した笠松競馬第6レースでしょうか。
実は初勝利を挙げたレースの前走でもプラピルーンに騎乗していましたが、不運な形でレース除外へ。仕切り直しのレース、さらには1番人気とかなりのプレッシャーを感じていたそうですが、実際のレースでは好スタートを決めると3番手のポジションでレースを展開。
4コーナーで外からハナを奪い先頭に立つとそのままゴールへ。終わってみれば2着に5馬身差を付ける圧勝のレースでした。レース後のインタビューではなかなか勝てず、初勝利までが長かったと少し目を潤ませる姿も。
無観客のレースではあったものの、しっかりとファンの声援を感じていたという深澤騎手。これからの活躍に期待したいですね。
