毎週日曜日は活躍する女性騎手たち！
最近、競馬の世界でも女性騎手の活躍が目立ってきています。
そこで女性騎手の一人、小山紗知伽さんをご紹介します。
＜プロフィール＞
1994年生まれ、熊本県出身の27歳。
騎手デビューは2012年17歳の時。
小さい頃から動物が好きだった彼女は、故郷である荒尾競馬場でのデビューを夢見て乗馬の練習を重ねていましたが、騎手免許を目前にしてなんと荒尾競馬場の廃止が決定。
それでも諦めず、念願叶って佐賀競馬場でのデビューでした。
デビュー戦はカンファーライズに騎乗して惜しくも4着。しかし2戦目には早速3着に入り、馬券に絡む活躍を見せてくれています。
嬉しい初勝利はなんとデビュー2日目。4番人気のホマレエイカンに騎乗し見事1着でゴール。
残念ながらすでに引退していますが、レベルの高いベテランジョッキーがひしめく地方で、女性騎手として活躍しました。
〈普段はどんな人？〉
子どもの頃から動物が好きで、動物に関わる仕事に就きたいと語っていた小山騎手。
その言葉通りルックスは優しそうで可愛いらしく、デビュー当時から男性ファンも多いです。
現在は閉鎖されていますが、当時は公式ブログもありました。気になる中身は今どきの女の子といった印象。
騎手同士、競争の厳しい世界ですがやっぱりプライベートは17歳の女の子ですね。レース以外の部分でもファンを魅了してくれていました。
＜過去のレース＞
残念ながら重賞を勝利することが出来なかった小山騎手。
やはり彼女の中で印象に残るレースは初勝利を挙げたデビュー3戦目のレースではないでしょうか。
単勝4番人気のホマレエイカンに騎乗して臨んだ今回のレース。
大外枠でしたが好スタートを切るとそのままハナを奪取。3コーナーでは後続馬に並ばれますが、最後の直線でしっかりと馬の力を引き出し、再び2着馬を突き放すと、見事1着でゴールイン。
圧倒的な人気馬ではないにも関わらず、人馬一体となり力強い競馬を見せてくれました。
レース後には「今回は馬の力で勝てたので、今度は自分の力で勝ちたい」と謙虚なコメントを残した彼女。
故郷の荒尾競馬場の廃止が決まってしまい佐賀競馬場でのデビューを余儀なくされたこともあり、ますます彼女を応援したくなるファンが増えたレースとなりました。
