枠連馬券を購入されたことはありますか？
現在発売されているJRAの券種の中で、枠連はもっとも売上のシェアの低い馬券です。
しかしながら、枠連は昔から存在する券種で、昭和～平成初期の馬連や三連単馬券が存在しなかったことは、もっとも当てるのが難しく、もっとも高配当が見込める券種として、多くの人に愛されてきました。
その頃から競馬に触れられている現役の方は好んで枠連を購入される方もいます。
ここでは、枠連馬券について、紹介していきます。
枠連とは？
枠連は2頭の馬の枠番を選択し、選んだ2頭が着順不動で連対(1.2着以内に入選する)することで払戻を得られます。
枠連の最大の特徴は、馬番ではなく、枠番で馬を選択することです。
枠番とは、1～8枠に色分けされた馬を複数頭まとめたものです。
レースにもよりますが、フルゲートに近いレースであればひとつの枠に2～3頭の馬がいます。
それらの馬をひとつの枠にくくって購入するのが枠連です。
枠に複数頭いることから、馬番で選ぶ馬連よりも組み合わせ数が少なく、的中率は高いです。
枠連の買い方は？
最初に気を付けたいのは、マークシートで枠連を購入する場合は、馬番ではなく、枠番で購入する点です。
枠連にチェックすると、自然と枠番で記入することになるので、枠連買いになれていない場合、つい馬番を記入することもあります。気を付けてください。
枠連の理屈は馬連と同じです。
連対するであろう枠番を2つ選択して記入するだけです。
1.2着に絡む馬が同じ枠の場合は同じ枠番を記入して購入できます。
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枠連が活かされるレースとは？
ふたつあります。
ひとつは、極端に内が有利、もしくは外が有利なレース傾向が分かった時です。
内が有利であれば内の枠番を中心とした枠連馬券で的中確率を上げることが出きます。
例えば、新潟の直線1000mのレースはコースロスなく痛みの少ない外ラチを走ることが出来るので外枠有利といわれています。
そのため、新潟の直線1000mのレースでは枠連の外枠を中心とした馬券の売り上げが大きいです。
ただし、その逆を突いて内の枠番を絡めて一発高配当を狙うことも可能です。
もうひとつは、有力馬がそろって同じ枠に入った場合です。
例えば、新馬戦の中にディープインパクトクラスの馬が3頭出走したとします。
誰がどう考えてもディープインパクトクラスの馬が勝つと予想しますが、どのディープインパクトクラスの馬が勝つかは予想するのが難しいでしょう。
ここでもし仮にディープインパクトクラスの馬が3頭とも同じ枠に入っていたとしたら、同じ枠番で枠連購入することで高確率で馬券を的中できるでしょう。
また、枠が違っていたとしても、ディープインパクトクラスの馬が2つの枠におさまっていたら、枠連一点買いで的中できるでしょう。
このように、有力馬がどの枠に入るかどうかで枠連の可能性は一気に高まります。
どんな人に枠連を勧めたい？
枠連は券種の中でも人気はそこまでありませんが、的中率は、2頭以上の馬を絡める複合馬券の中でも高いので、複合馬券で馬券を的中させたいという方におすすめしたい券種です。
また、他の券種と違って枠番を扱うオリジナリティのある券種なので、人と違った買い方で競馬を楽しみたいという人にもおすすめしたいです。
まとめ
枠連は三連単のように爆発力もなく、単勝や複勝と違って難しそうなイメージがありますが、実際に購入すると、意外と馬券も当てやすくておすすめできます。
売り上げシェアの関係から、時には馬連よりも払戻金が高くなることもありますよ。
興味を持たれたらぜひ一度購入してみてはいかがでしょうか。
