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ポケうまコラム
岩永千明
2021-06-06

毎週日曜日は活躍する女性騎手たち!
ここ数年、日本競馬は女性騎手のデビューが目立ってきています。
男性騎手が多く、おとこ社会のイメージが強かった日本競馬。
しかし、世界に目を向けると女性騎手の数は非常に多く、男性騎手に負けず劣らず(おとらず)の活躍を見せています。
アイドル騎手と言うジャンルもある昨今の日本競馬は、これからドンドン女性騎手が活躍していくことでしょう。
今回は日本競馬を盛り上げてくれている女性騎手の一人、岩永千明さんをご紹介致します。

<プロフィール>

1982年年8月3日生まれ。佐賀県出身。
元々は地方競馬の荒尾競馬場所属でしたが、2011年12月23日荒尾競馬場が廃止され、その後は佐賀競馬場所属。
騎手としてのデビューは、2004年4月28日荒尾競馬場第1Rでコアレスパンチに騎乗。着順は6頭中3着。
同年5月26日荒尾競馬場第3Rでテイエムムサシに騎乗し、初勝利を収めました。
2005年には当時の女性騎手最速となる通算30勝を達成するなど順調にキャリアを重ねていた岩永騎手ですが、2007年1月2日のレースで落馬負傷し、脳挫傷と脊髄圧迫骨折で全治3か月の大けがを負ってしまいます。
同年7月2日に見事復帰を果たし、優秀女性騎手賞を受賞するなど順調にキャリアを積み上げていましたが、2016年3月6日の佐賀第5Rで再び落馬負傷し、意識不明の重体になります。
一時は命の危険もありましたが、その後、無事意識を取り戻しました。
数度の手術や懸命のリハビリにより、落馬事故から約3年3か月後の2019年6月に騎手として復帰を果たしています。

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<プライベート>

周りの人たちからは「しっかりしてる。」とか「精神的に強い。」などと言われるようですが、本人的には全くそんなことはないとのことです。
自分を動物に例えたら「ウサギ」というくらい寂しがりやで、落ち込みやすく涙もろい性格なのだとか。
2020年1月に開催されたLVR(レディースヴィクトリーラウンド)2020で総合優勝を果たした際も、表彰台で涙が止まらず、総合3位のMミシェル騎手に慰められる場面が印象的でした。
ちなみに、騎手になっていなかったら花屋さんになっていたというほど子供のころから花が大好きなのだそうです。
きりっとしていて強い印象の岩永騎手ですが、実は涙もろく、とてもかわいらしい女性なのですね。

<過去のレース>

2019年7月15日の佐賀第2Rでノーブルクィーンに騎乗し、1着。
生死を彷徨うほどの重体だった落馬事故からの復帰後初勝利となり、本人にとっても感慨深いものがあったのではないでしょうか。
2020年5月10日の佐賀第9R高千穂鋒特別ではウノピアットブリオに騎乗し、1着。
このレースは他の騎手のけがによる乗り替わり、しかも1番人気というプレッシャーのかかるレースとなりましたが、最後の直線で一気にまくり、2着に1馬身半の差をつけての見事な勝利を手にしました。

2度の大きな落馬事故からの復活、競馬への情熱と努力を絶やさない岩永騎手なら、これからも競馬ファンにその雄姿を見せ続けてくれるでしょう

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